表紙の人気1位は『黒猫』

以前、『コーヒーが冷めないうちに』 (川口俊和)の事をブログに書いた時、
ブログ友のforestgardenさんから、
「日本語版の表紙の絵に猫は居ない」とコメントを頂きました。


そこで「今オランダの本屋さんで並んでいる日本人作家の本の表紙には
何故か猫が多いんですよ〜。」とお伝えしたのですが、、、
見てください!本当に多いんです😆


しかも黒猫が人気のようですが、何か理由があるのでしょうかね?

黒猫というと『魔女の宅急便』のジジを思い出します✨


『猫を処方いたします』(石田祥)や
私が図書館から借りている『世界から猫が消えたら』(川村元気)は
タイトルにも’猫’とあるので、内容にも猫が登場するのでしょうけれど。

『世界から猫が消えたら』は2012年の作品で、2016年に映画化されたとの情報です。
10年以上も前の本が、今オランダの本屋さんに並んでいるって、不思議な感じです。
良い物は何年経っても良い!って事でしょうか?


                  📚


本のネタバレになってしまいますが、内容は、、、


主人公が末期の癌と診断された後、悪魔に出会い(笑)、
「あたなは明日死にますが、世界から何か1つを消す事を条件に
寿命を1日伸ばしてあげます。どうしますか?」と聞かれます。


その条件に同意した主人公が、最初に消す事を了解するのが携帯電話。
外での待ち合わせ時など便利になった反面、脳を昔ほど使わなくなったり、
携帯電話が手元にあることでの集中力の低下、などを実感。


そして悪魔に、
「携帯電話が使えなくなる前に、誰か1人だけに電話をして良い」
と言われると、自分で今まで友人と思っていた人達と、
普段大して深い話をしてこなかったと気づく。。。



私もこの1ヶ月のデバイスのトラブルで、インターネットとの向き合い方など、
色々と考えさせたれていたのと重なりました。
当たり前になっている事の見直しの時期なのかもしれません😆