アムステルダム 750周年 (1)  王宮

chikosan

オランダの中部と南部は今週が春休みです。


天気予報がイマイチだったので、お出かけする予定などは立てませんでしたが、
今日は朝から気持ちよく晴れていたので、王宮の見学に行って来ました。


『王宮』


『市民のホール』
1650年頃に市庁舎として建てられましたが、
1808年にナポレオン・ボナパートの弟ルイ・ノナパルトが
ホーランド国王に即位した後、宮殿に改装されたそうです。

正面の上部にあるのは、ギリシャ神話の『アトラス』の彫刻。
「天を支える巨神」と言われるように、緑色の大きな天体を背負っています。
当時の子供達は、「アトラスが、この天体を落としたら世界が破滅する」と、
教えられていたそうです。笑


床には、3つの丸い地図が並んでいます。
中央が『北天球』で、左右のそれぞれに描かれた地図では、
スパイスを輸入していたインドネシアや、
アムステルダムが権利を持っていたスリナムが、詳細まで記されているそうです。


                🇳🇱


どの部屋も、豪華なシャンデリアや家具で装飾されています✨


他国の王家などの訪問客が、いまだに利用していると言うのだから凄いですよね。

 
                    🇳🇱


『モーセ ホール』
一面の壁をカバーする大きな絵は、モーセがイスラエルに帰還する時が題材です。


現在のアレクサンダー王に王位交代する署名はこの部屋で行われたそうで、
「’賢さとアドバイス’ を象徴した装飾が多いこの部屋がふさわしい!」と
言われているそうです。


                   🇳🇱


オランダ、歴史のあるものに近代的なものを組み合わせるのがトレンドなようで、
ここにも、現代アートの展示がされていました。


普段は訪問料12ユーロの所、アムステルダム750周記念で今月は無料でした〜😃


               🇳🇱


オランダはまだまだ寒いですが、花壇にはクロッカスが咲きました♪