アムステルダム 屋根裏の教会と地下室

先週の春やすみ中に『Ons' Lieve Heer op Solder』(屋根裏の教会博物館) へ行きました。
Museum Our Lord in the Attic - Museum Ons' Lieve Heer op Solder


アムステルダム中央駅から徒歩約10 分。
大通りから脇道に入ると、こんな感じにひっそりとしています。


博物館は17世紀に建てられた運河沿いの家で、保存状態の良い家は稀なそうです。
オランダらしい ’狭い廊下’と’階段’ 。各階に 装飾された居間、キッチン、寝台があります。


そして、博物館のハイライの屋根裏部屋の教会✨
『隠れ教会』というわりには、完成されていて驚きました!

ホームページによると;
『1660年頃、プロテスタントの市政府が権力を握り、
公共の場でカトリック信仰を実践することは禁じられました。
しかし正面玄関の後ろでは、誰もが好きなことを考え、信じることを許されました。
これによって、当時としては例外的な ’寛容の雰囲気’ が生まれ、
さまざまな宗教集団が都市で共に生活し、共に働くことができました。』



今朝のオランダ語教室で先生に話すと、
「この共存が成り立つまで、かなりの年月がかかったけれど、、、」と
おっしゃっていました。


それでも、
’目につかない=自分に害がない’ ならご自由に👌という ’合理的な寛容さ’ が
現代のオランダ人の特徴の理解につながるなぁ〜、って思いました。




オランダでは現在も多くの家に『屋根裏部屋』が存在して、
そこの住民の『共同の物置部屋』になっています。


でも私は地上階に住んでいるので、逆に『地下室』があります。
この様にリビングのコーナーから階段で地下へ。

7年前に、壁の割れ目から地下水が浸水して水び出しに😱なるまでは、
かなりリビングルームっぽかったのですが、、、、
今は完全に『物置』です😆

「もう少し断捨離しよう!」と思いつつ、
普段目にしない場所は なかなか手をつけませんね 😅 
(彼の遺品が残っているのも原因!と言い訳。)