辰年 by アイ・ウェイ ウェイ
先週ロッテルダムに行った時に『Kunsthal』と言う美術館で
アイ・ウェイウェイの展覧会を見てきました。
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この展覧会は、絵画、文化的な既製作品、レゴ作品、彫刻、写真など、
彼のこれまで40年に及ぶキャリアの印象的な回顧展でした。
下の写真は『十二支の獣首銅像』と『レゴの十二支』。
黄色いレゴの絵が、今年の干支の『辰』です。
中央の大きな木は、
稲妻に打たれたり、古くなって枯れてしまった種類の違う木を、
江西省の100箇所から集めて来たそうです。
違和感が残りながらも1つの木にしようと、つなぎ合わせたそうです。
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天井からぶる下がっているのが『蛇の天井』2009年。
『約1000個もの布製の中国版ランドセルを使って蛇を表しています。
これは2008年の四川地震で犠牲になった子供への鎮魂の意味を込めたもの。
中国当局が震災の被害状況を公表しなかったので、彼は被害の実態調査に行き、
現地調査中に警官に殴打されて脳内出血を起こしました。
その後2010年に自宅に軟禁された。』そうで。。。
美術家として活躍してきた一方で、社会運動にも力を入れているのが分かりますね。
🐍
写真中央の床にあるのは『ヒマワリの種』。
1億個の磁器でできた種は、1600人の人達が約2年半の歳月をかけて制作されたそう。
2009年に日本でも展覧会があった様ですね。
🌻
1つ1つの作品を十分に理解する時間がありませんでしたが、興味深かったです!
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