友人とランチ  菅 木志雄 at コブラ美術館

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私の4日間の秋休み最終日。

日本人の友人とアムステルフェーンの

『コブラ美術館』に行ってきました。


まずはランチ♪

ヴェトナム料理『Saigon Caphe』

Amstelveen Stadshart | Saigon Càphê | Vietnamese Restaurants


エビ、エビとチキンの春巻きの

BUN (バーミセリのサラダ) 


出された割り箸は、ご近所『居酒屋たぬき』店の

名前も入っているので、共用の様です🤣



          🎨



菅さんは ( 1944年 福岡生まれ)は、

60年代に東京で生まれた芸術運動 ”もの派”の代表者。

”もの派” は、自然素材と工業素材をそのままの状態で組み合わせた
繊細なインスタレーションや彫刻で知られています。


 Cobra Museum of Modern Art | Amstelveen


『彼の焦点は物体そのものではなく

母性、空間、そして鑑賞者との関係にあります。

東洋と西洋の哲学も彼の思考に影響を与えています。』


『空間ごとの特有の状況に応じて

作品の規模や構成要素を変えることで

オリジナリティーや永続性に関する

従来の概念に挑んでいる』


との事。

新たな作品での実験を繰り返されているそうなので、

今日私が見たものは全て『コブラ美術館』に

合うようにアレンジされているのですね!

(写真はネットからお借りしました)



アムステルフェーンは

日本人の駐在員ご家族が多く住む地域なので、

日本語の説明書も置いてありました!


正直、私はこういうアートから何か感じ取るのは難しい😓

ですが、考案中のノートも展示されていて、

作家がどれだけ色々と思考されて作品を

生み出しているのかわって興味深かったです。


ニューヨーク近代美術館、ポンピドゥセンターなどの

世界的に有名な美術館でやるような展覧会と同等の作品が、

こんな小さな街の美術館で見れるなんて、ラッキーです!

NIKEと争ったオランダ人写真家 at FOAM Amsterdam

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9月に連絡が取れたいなかった中国人の友人Mさん。

5週間ほど帰国されていたそうで、連絡が来たので

約束して写真美術館『FOAM』に行ってきました!

Huidige tentoonstellingen, workshops en evenementen | Foam: all about photography



特別展、写真家のお名前はコ・レントメイスターさん。
下の写真は、以前ナイキに訴訟を起こして負けた写真だそうです。

記事によると、、、

レントメイスターは1984年に『LIFE』という雑誌の特集記事のために

若きマイケル・ジョーダンを撮影しました。

レントメイスターの指導で、ジョーダンはクラッシックバレエに

インスパイアされたグランジュテを披露。


NIKEはスライドに150ドルを支払い、社内使用に限定していました。

しかし数ヶ月後、ユニフォームを着用したジョーダンを

スカイラインを背景にして、ショットを再現。

そのシルエットが ”ジャンプマン”のロゴになりました。



                               📷



レントメイスターさんのキャリアは

オリンピックのローイング選手から始まったそうで、

その後、米国のアートスクールで学び写真家に。


題材は、

戦争 --> スポーツ --> 動物&自然とシフトして行き、

全てのカテゴリーで

『ワールド・プレス・フォト・オブ・ザ・イヤー』を

受賞されています✨ (1967, 1973, 1979) 



これ、記憶にありますよね!

1976年モントリオールオリンピックでルーマニアの体操選手

ナディア・コマネチが達成した、体操競技史上初の10点満点!


カテゴリー

『カラー・ピクチャー・ストーリー』

写真から物語のナレーションが聞こえてくる感じですね✨


日本の『スノー・マンキー』の写真も!


オランダらしい景色💕

自然の氷でスケートが出来る機会も

もう減ってますね。。。


          📷


20日も前から今日の約束はしてあったのですが、

今朝テレビでこの展覧会のことをやっていて、

凄い偶然でした〜✨


美術館のある所から1本お隣の運河。

黄色い小さいボートは”木靴”の形をしています🤣

初生鑑賞 オルガ・スミルノワ バレエ公演『ロメオ & ジュリエット』

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昨晩、ダッジ・ナショナル・バレエ団の

『ロミオ&ジュリエット』を観に行ってきました。 


ジュリエット役は オルガ・スミルノワさん。

2022年のロシア - ウクライナ戦争が勃発したのが理由で

祖国ロシアを離れ、オランダのダッジナショナル・バレエに入団。


私は過去10年、お友達の坂本莉穂ちゃんが

主演の公演ばかり拝見してきたので、

オルガさんの踊りは、初の生鑑賞 💕


バレエ『ロミオ&ジュリエット』といえば、

マクミラン振り付けの”バルコニー”のシーンが大好き♪


でももう 、その振り付けを所々しか思い出せないほど

長年 動画も見ていないので、

ダッジ・ナショナル・バレエ団の Rudi van Dantzig 版も

充分に楽しめました。


主役お二人の素晴らしい踊りと演技で、

ラストシーンは少しウルッときました✨


Romeo and Juliet trailer | Dutch National Ballet



                                   🩰



オルガ・スミルノワさんのことはニュースになったので、

日本でもご存知の方も多いのでは。


「良心に従っただけ」 祖国ロシアと名門バレエ団離れたプリマ 写真23枚 国際ニュース:AFPBB News


彼女は、2011年にロシアのワガノワバレエ学校を卒業。

マリンスキー劇場、ボリショイ劇場、ベルリンのバレエ団からの

オファーがあったそうで、ボリショイを選んだ理由は、

直ぐにソリストとして活躍できる場が用意されていたからだそう。


2016年には最高位のプリマバレリーナに昇格し

順調なキャリアを踏まれていたのに、

戦争のせいで進む道がまるっきり変わってしまって。。。


多分、戦争が終わったとしても、

反政府の発言で祖国を離れた方々は戻れない。

と言うか、戻ったら

逮捕される可能性が高いと聞くので、

「今でも?」と、心が痛いです😢