アムステルダムを100年前に訪れた 日本人建築家

アムステルダムの『Het Schip博物館』で
日本人建築家;堀口捨己さん訪問100年記念の特別展示が開催されています。



博物館は『アムステルダム派』と言う
1910年頃からアムステルダムとその周辺で主流だった、
建築やインテリアデザインの展示がされています。

『労働者階級に美を与えたい』と考えたこの建築様式は
下の写真の様に’レンガでのデコレーション’を加えたり、
’白い格子に丸みをつけたり’と、アートを意識しているのが特徴です。


もう長年アムステルダム市に住んでいるので
『アムステルダム派』についての知識は少しありましたが、
今回、日本人の建築家との繋がりがあったのを初めてしりました!


そして先週、堀口捨己さんにつての公開講座が行われたので参加して来ました。
オランダでありながら日本語での講座。貴重な経験でした😃


堀口さんが、このアムステルダム派の影響を受けて
帰国してから建築されれたのが『紫烟荘』だそうです。

コア東京Web


講座でお聞きしたこの2点。


堀口さんが立ち上げた日本建築の『分離派』が
鉄筋コンクリートなどの新しい素材を取りいれた。


彼は和歌などの芸術ごとにもご興味を持たれていたので
多くの茶室を作られた。


私の父が建築会社に勤めていたのと、母が茶道をやっていたので、
個人的にとても興味深いお話になりました✨